Quantum製 HDDの故障対策

(故障内容)

Philips製のモータドライブICから火を噴く故障がよく見られる。私は3台もこれで逝かれました。原因はこのICの発熱が大きいためで、一定温度以上に上昇すると所謂サーマルランアウェイでモードパッケージを燃やしてしまううためと考えられます。放熱対策を行わずに物理フォーマットすると連続アクセスをするのでやられる可能性が非常に高いため、しないほうが良い。

(予防対策)

このICはチップを基板に半田つけし、基盤から熱を逃がすようにしている。如何に発熱が大きいかの証です。私は写真のように吸熱パットを基板の下に挟み、HDDの本体に熱を逃がすようにしています。また、上からも吸熱パットを挟み、HDDの取り付け金具にも逃がすようにしています。吸熱パットは共立電子で600円で購入できる。1枚で2台に使える。

(復活方法)

焼けてしまった場合、基板の交換で治せる。下記の会社から1枚$16で購入できる。マレーシアの会社で、送料が$22、銀行を使った海外送金手数料が6500円かかるので複数台分を購入しないと元がとれないですが。郵便為替ですと1000円で送金できます。送金に3Wかかりますので、急がないなら郵便為替で安くあげることができます。

ここで、Philips製のICを$3で購入できるので、半田つけに余程の自信の有る方は非常に安くあがる。しかし、成功する確率は非常に低い。私は4チップトライしましたが、全てだめでした。本格的なQuadICを半田つけできる熱風半田つけ装置を用い、また、チップの腹を基板に半田つけするためにクリーム半田を用いたり、或いは銀ペーストでチップの基板つけなども用いましたが、全てだめでした。

その後の情報

焼けてしまったボードを送れば修理してくれます。ボードの修理費は$6、送料は$10(数枚まで)とのことです。(前回は大げさな箱に入れて送ってきましたので高かったのでしょう。

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以前の記事(安く送金する方法)は外為法に触れると思われますので削除しました。問題とならない金額の下限があるかもしれませんので調べてみます。問題なければ再度掲載します。

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